あんずと月

川沿いを歩いていると、桜らしき木が綺麗な花を付けていた。 丁度月も出てきたので、月をバックに撮影すると綺麗かなと思い、庭に近づいて桜らしき木を撮影した。 そこの住人らしきおばあさんが、写真を撮っているのですかと聞いたので、『桜と月を撮影していたのです』と答えた。 すると「これは杏ですよ」と言われたので、びっくりしてしまった。 彼女は長野の人で、この木は彼女のいとこから譲り受けたものらしい。 杏は梅と桜の間に咲く上、このあたりにはないため、珍しがられる。 しばらく杏にまつわる話をして過ごした。 言われなかったら、私はこれをずっと「桜」だと思っていただろう。 一つ勉強になった。