S企画(製作会社)

入社年平成15年(2003年)9月
退職年平成16年(2004年)3月

製版会社を退職したあと、レイアウトや組版・デザインを学べる学校を探していました。何校も見学していましたが、どれもパソコンの使い方やアプリケーションの使い方を勉強するだけで、パソコン教室の延長のようなものでした。どれも私には役不足でした。

市ヶ谷にある製作会社が運営しているDTPスクールを見学しました。雑居ビルの一階にあったその教室は、現実の製作会社のような雰囲気でした。経営者であるその社長は、業界の現実を正直に話してくれ、1ページの雑誌のレイアウトを30分でこなすのがプロだと、高い目標を示してくれました。

ただパソコンやアプリケーションの使い方だけを学ばせるだけではなく、現実に即した内容でしたので、この学校に決めました。授業料は決して安くありませんでしたが、株式で得た利益でまかなうことができました。

使っているMacやアプリケーションは新しいものではありませんでしたが、現場に即したものを使っているので、より実戦に近い環境で学ぶことができました。

OJTで雑誌の組版を体験

組版の実習を終えて、OJTに入りました。OJTができるのは授業においてもスピードと正確さのある生徒のみです。印刷会社から受け取った実際のデザインの設計図を元に文字をレイアウトをします。実際の仕事なので、スピードと正確さを求められ、とても緊張しました。

実際に製作したのは「こっこクラブ」「FRaU」「Vivi」などといった雑誌で、それらは実際に印刷され、書店に並べられました。

学校のWebサイトをリニューアル

独学でWebサイト作りを学んでいたのを買われて、学校のWebサイトをリニューアルする役目を受けました。学校でもDTPとWeb両方に対応できる人材を育てるため、Webの講習もあります。その学生を取り仕切ってWebサイトを構築するのです。

最初のデザインはPOPすぎて没になりました。なんとかわかりやすくすべくデザインを考えました。

トップページやFlashは私が担当し、中の記事はほかの実習生が担当しました。Dreamweaverのグラフィカルな編集機能は時にレイアウトを崩し、HTML構造がめちゃくちゃになってその修正に手間取りました。

リニューアルの結果、ほとんどなかったページビューが1600件/月まで伸び、資料請求と入稿希望者が倍増しました。

このWebサイト作りで自信を付け、Web制作を仕事で行うことに強い興味を持ちました。

Web制作の基礎講座を開催

社長である先生から、Web制作に関する講義を開いて欲しいと依頼がありました。この製作会社ではWebに関する知識がほとんどなく、私が身につけた知識を伝えて欲しいと言われ、承諾しました。

私はWebサーバーの設定のしかた、FTPアプリケーションの使い方、ファイルの権限、HTML文章の構造について、基本的なことから教えようと、資料を用意しました。また自分の使っているPowerBookを擬似的なWebサーバーにして、アップロードと権限の変更などを教えました。

また、ユーザビリティやサーチエンジン最適化についても、勉強してきたことを実習生に伝えました。

いくらグラフィカルなデザインができたとしても、サーバーの設定ができなければ情報公開もできませんし、画像しか載せていないページはサーチエンジンからは見つけてもらえません。そういう現実的な問題についても指導しました。

学習経歴と職務経歴

これはスクールで学んだ経験なのですが、スクールの運営を手伝うという両方を経験しました。そのため職務経歴としても記載しました。


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