製版会社勤務中プライベートで学んだこと

製版会社では、Illustrator、Photoshop、QuarkXPress、PageMakerを用いたデザインデータの加工や画像の差し替え、RENATUSを用いた製版フィルム出力を学びました。写真のゴミ取り、色調補正、画像合成も覚えました。しかしデザインをしたり、文字を組んだり、レイアウトをしたりする仕事はできませんでした。

そこでプライベートではDTPやデザインに関する雑誌を読み、組版やレイアウトを独習しました。それらの知識は同人誌作りに役立ちました。

デザインや文字のレイアウトが仕事でできなかったフラストレーションを同人誌作りで解消しようとしていたのかもしれません。

 

HTMLを学びWebで情報発信

当時NHKアニメ「あずきちゃん」にはまっていて、個人で作っているアニメに関するWebサイトを見つけて思いを共有しました。自分も「あずきちゃん」に関する情報をWebで発信したいと思い、HTMLに関する書籍を買ってホームページを作りました。

その頃に使っていたホームページ作成ソフトは「Netscape Navigator Gold」や「クラリスホームページ」といったものでした。グラフィカルに編集できるところが最大の魅力でした。

またJavaScriptを使い、訪問する時間によってメインのビジュアルが変わるような仕組みを導入し、あっと言わせるサイト作りを実現しました。いま同じ動作をするサイトを作れといわれたら作れるか自信がないですが。

同人誌を6冊制作

DTPの技術を駆使してフルデジタルで同人誌を制作するのは、この業界に入る前からの夢でした。

私はパソコン通信を介して「あずきちゃん」が好きな仲間で同人イベントを開催する話になり、これをきっかけに同人誌の作成を決意しました。

また、紙媒体の冊子だけではなく、PDFファイルを作成してWebで配信することにもこだわりました。遠方で同人イベントに参加できない人でも読むことができます。

当時はAcrobatが殆ど普及していなくて、通信スピードも遅く、数メガバイトの書類は受信に5分ほどかかった記憶があります。ただベクトル画像をそのままの形で書類にできるAcrobatの可能性には注目していて、私の作る漫画にもマッチしていました。

作った同人誌は全部で6冊。ポートフォリオサイトに同人誌を紹介しています。


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