モバイルSuicaのサポートが切れた携帯電話を引き続き使ってみた

2016年8月24日のメンテナンスにより、サーバ証明書SHA-2移行に伴い、TLS非対応の携帯電話P-05AはモバイルSuicaのサポート対象外となってしまいました。
それに伴って、どれくらい機能が制限されるかを検証してみました。

モバイルSuicaによる決済
残高があるモバイルSuicaを改札やコンビニエンスストアで使用してみましたが、7/25を過ぎても決済は問題なくできました。改札も通れ、バスにも乗れました。
モバイルSuicaアプリによる残高照会
7/25を過ぎるとモバイルSuicaアプリが起動できなくなる、ということはありませんでした。残高の照会は可能でした。

モバイルSuicaアプリ

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M5MarkII (25mm, f/3.2, 1/15 sec, ISO200)
モバイルSuicaアプリ

モバイルSuicaアプリによるチャージ
TLS通信を使うため、チャージする画面に遷移できません。「ただいまサイトが大変混みあっております。お手数ですが、時間をおいてから再度実行してください。(M270)」と表示されて先へ進めなくなります。

アクセス不可

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M5MarkII (25mm, f/3.2, 1/50 sec, ISO200)
アクセス不可

モバイルSuicaアプリによるグリーン券購入
これもモバイルSuicaアプリで「ただいまサイトが大変混みあっております…」のエラーが出て、先へ進めません。グリーン車に乗るときは、ビューカードを持って行って券売機でグリーン券を買うしかありません。
オートチャージ
これも、「電子マネー」メニューへアクセスできないため、携帯電話で新規設定、設定の変更ができません!JRの駅などにあるATM「View ALTTE」でビューカードを使って設定変更するしかありません。モバイルSuicaの設定変更は、モバイルSuicaアプリでのみ可能です。ただし現在の設定が残っていれば、Suicaの残高が減った時に改札を通るとオートチャージしてくれるかもしれません(追って報告します)(コメントにオートチャージができたという報告があります。ふらんさん、どうもありがとうございます)。[2016/09/07]Suicaの残高が設定額を下回った時に改札を通過した結果、8/24以前の設定でオートチャージができました。
現金によるチャージ
カード型Suica同様に使える可能性はあります。しかし機械にカードを挿入してチャージするタイプの券売機ではチャージできませんので、チャージできる券売機を選びます。
クレジットカードによるチャージ
モバイルSuicaアプリでチャージできないため、オートチャージ以外ありません。ソニーから販売されている「非接触ICカードリーダー/ライターPaSoRi」を使うという手も考えられますが、そもそもモバイルSuica端末にチャージするために使うことは想定されていないため、使えるかどうかは激しく疑問です。
クレジットカードによるチャージを使いたいのであれば、VIEW Suicaカードに移行するしかありません。
電子マネー決済
amazon.co.jpなどでは、モバイルSuicaなどによる携帯電話端末による電子マネー決済に対応していますが、サポートの切れた携帯電話では決済することができません。
メールは受け取ることができます。

SUICAポケット決済メール

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M5MarkII (32mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO200)
SUICAポケット決済メール

しかし、支払い手続きを続けようとすると、やはり「ただいまサイトが大変混みあっております…」のエラーが出て先へ進めません。

Suicaポケットアクセス不可

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M5MarkII (32mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO200)
Suicaポケットアクセス不可

マネーフォワードによる決済情報の取得
マネーフォワードでは7/25以降の決済情報も取得してくれました。
マネーフォワードの決済情報

結論

8/24以降はTLS非対応の端末でモバイルSuicaがサポート対象外となりましたが、アプリを使用したTLS通信が不可能になるだけで、決済機能などのSuicaとしては使用できています。

またアプリそのものは使用できるため、カード型とは違い、モバイルSuicaアプリが残っていればいつでもどこでも残高照会は使えます。

ただ、新しくモバイルSuica非対応の端末へ移行するのは不可能と思った方が良いです。一度モバイルSuicaを解約、オートチャージのリンク設定解除をしたら、元に戻れなくなる恐れがあります。


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