魔法少女なんてもういいですから。

魔法少女なんてもういいですから。」はデジタル版コミックアース・スターで連載されています。原作は双見酔。2016年にアニメ化され、5月にBlu-rayが発売になりました。

鳥のような謎の生物ミトンにより魔法少女にされた主人公:葉波ゆずかですが、悪者と戦うこともなく、ミトンや友達と共に日常を送るストーリーです。

きっかけは篠木真冬役の伊藤未来

「魔法少女なんてもう良いですから。」との出会いは、Blu-rayレコーダーが伊藤未来の出演する番組を手当たり次第録画する設定をしていたため、3話を偶然録画していたところから始まりました。なんだこりゃと思って観てみると、かなりツボにはまりました。

キャッチーなオープニング

オープニングはアース・スターの新人声優アイドルグループ「アース・スター・ドリーム」による「夢色トリドリパレード♬」という曲なのですが、行進曲のような楽しい作りで、一度聞くとメロディが頭から離れなくなります。

映像も「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」のオープニングのようなファンシーなタッチで、「夢色トリドリパレード♬」と共に「魔法少女なんてもう良いですから。」の世界観に引き込まれます。

絵のタッチはシンプルかつ可愛い

絵のタッチは少女漫画やライトノベルのイラストのように優れた技巧で美しい感じの絵ではなく、至ってシンプルです。にもかかわらず、ここまでかわいく表現できるのは素晴らしいです。ほっぺたのぷにぷにした感じとか、表情やしぐさとか、いとおしさすら感じます。

魔法少女ものなのに日常系

魔法少女になっても、悪者が出てくるわけでもなく、日常生活をたんたんと送るという、不思議な世界観のギャップも面白いです。
友達の坂上ちやや、ゆずかの父親、近所で出会う女の子だいや、同じく魔法少女の篠木真冬など、個性的なキャラクターがそろっています。

Blu-rayならではの楽しみ

私はBlu-rayが出るのを心待ちにしていました。というのも、1話と2話を見逃しているのです。どうしてゆずかとミトンは出会ったのか分からなかったのです。
そして待ちに待った5月27日(家にいなかったので、29日に)、Blu-rayを購入して家に到着しました。

5分アニメなので、全話収録しても1枚に収まるし、50分程度で見終わります。オーディオコメンタリーが収録されている音声も含めると、1時間半程度でしょうか。見ていて疲れない分量ですが、物足りなさも感じます。

映像特典は、ノンテロップオープニングとキャストオーディオコメンタリーです。ゆずか、ミトン、ちや役の藤田茜、若井友希、大森日雅の3人によるトークが楽しめるのは、Blu-ray購入者の特権と言えましょう。オーディションの話や、収録中の裏話、場面の実況や思い出話など、「魔法少女なんてもういいですから。」についての女子トークとなっています。

特に、ゆずかのお父さんがゆずかに、過酷な労働とブラック企業について話している場面では、諏訪部さんが演じている後ろで藤田さんらが笑いをこらえていたという話が印象的でした。青白い顔をしたお父さんが「ブラック企業とは社員を奴隷扱いするひどい会社だ。でもお父さんは喜んで仕事をしているんだ。ブラック企業なんかと一緒にするんじゃない」そんな恐ろしいことをクールな声で淡々と娘に語っているギャップは、たしかに笑いをこらえるのが大変です。

あと、タイトル画面で「夢色トリドリパレード♬」が流れていたのですが、歌声も歌い方も全く異なっています。アース・スター・ドリームとは違うような。でも何度も聞きたくなります。

個性的なキャラクター

葉波ゆずか(CV.藤田茜)
ゆずかはミトンの姿が見えたことから、ミトンに魔法少女の素質を見いだされ、魔法少女にさせられました。魔法少女ものに出てくるような女の子とは違い、おとなしく、勉強も家事も完璧にこなすという「完璧超人(ミトン談)」。でもミトンに対しては容赦が無いです。水を操る魔法を使い、ミトンをピンボールのようにはじき飛ばしたり、ミトンを溺れさせたりできます。おとなしいのに、ミトンに対してはSなのですね。
変身をすると、水着姿になることをとても恥ずかしがっています。
ミトン(CV.若井友希)
鳥っぽい謎の生物です。頼る当てもなく、食べるものもなく、ゴミ置き場で残飯をあさっているところをゆずかに見つけられ、ゆずかを魔法少女にします。
ゆずかになれなれしく、セクハラまがいの発言をゆずかにしては、ゆずかに折檻されてしまいます。
ちやにもなれなれしく話しかけては暴力を振るわれるという…徹底的にいじられています。
坂上ちや(CV.大森日雅)
ゆずかのクラスの、唯一の友達。日本の人形のようなルックスで、冷めた性格ですが、ゆずかのことをとても理解しているようです。ミトンのことが見え、魔法少女の素質はありますが、謎の生物に会うのが遅かったため、魔法少女ではありません。ミトンに対して嫉妬しているためか、ミトンをコンクリートが割れるような勢いでたたきつけたり、「親しくもないのに下の名前で呼ぶな」とミトンに言ったり、ミトンがゆずかに服従させるために「貸しを作りなさい」とゆずかに助言するなど、ミトンに対して容赦ないです。かわいいものが大好きで、だいやを見てキュンキュンしているところがほほえましいです。
だいや(CV.田中美海)
ゆずかの家の近所に住む女の子。金髪で赤いリボンをつけていて、とても目立ちます。
彼女はよく猫と遊んでいるところをゆずかに見られます。少ししか登場しませんが、かわいい担当で存在感があります。後半ではちやとゆずかと一緒に遊びに行きます。
篠木真冬(CV.伊藤未来)
ゆずかと同様、謎の生物ポチに出会って、魔法少女となった女の子。ミトンを連れたゆずかとすれ違い、お互いが魔法少女と言うことが分かります。魔法少女の割にはさばさばしていて、意外と普通に振る舞っています。魔法少女仲間と言うことでゆずかと友達になりますが、ゆずかが「篠木さん」と名字で呼ぶと、いちいち「真冬で良いよ」と答えます。ゆずかよりも一つ年上で、魔法少女の定年も近いそうですが、真相は分からず。彼女は変身すると、サンタクロースのコスチュームになります。

ポチ(CV.西明日香)
真冬を魔法少女にした謎の生物。本当はもっと難しい名前なのですが、真冬に無理矢理「ポチ」にされたとか。あてもなく、残飯をあさっているところなど、ミトンと同じ境遇だったこともあり、ミトンと友達になります。ミトン同様、ポチも真冬に容赦なくやられているようです。
ゆずか父(CV.諏訪部順一)
名前は与えられていないけれど、存在感のあるお父さん。絵に描いたような社畜で、毎日始発で出勤し、深夜まで働いているため、ゆずかと顔を合わすことも少ないようです。本人は仕事が楽しいと言っているのに、過労のためか顔が青ざめています。早く帰ってくる日は、同僚や上司が倒れたり、労働基準監督署が立ち入り調査をしたりする尋常な時でない場合に限られています。それでも元気に帰ってくるとはなんてタフなんでしょう。催眠術で眠らされ、朝に起き上がると、ぐっすり寝て元気になったのか、「あと200時間は働けそうだ」とゆずかに言います。えっ、それってひと月の労働時間ですよね?!
みよこ(CV.斎藤千和)
ゆずかの母です。ゆずか同様かわいいルックスですが、意外と適当なところがあります。最初に登場するのが終盤の10話で、ゆずかの部屋の窓まではしごで登ってくると言うというのが常軌を逸しています。この母からこの子が生まれ育つのが不思議なくらいです。

Blu-rayの封入特典に、8月に行われるイベントの優先販売権があったのですが…藤田さんらに会ってみたい気がしますが、この歳で行くのははばかられます。


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