試験には出ない! IT業界用語

この歳になってIT業界に入ることになったのですが、そこでは私には聞き慣れない様々な言葉が飛び交っていました。そこで、この10ヶ月間仕事をしてきて、覚えた言葉を公開したいと思います。

アサイン
ある仕事を、ある担当者に割り振る時に使います。担当者は複数いても構いません。

「**の結合テストに、◎◎さんをアサインしました。」

展開
情報、ファイル、ソフトウェアなどを、チームや社内などへ開示・共有する時に使われます。

「昨日の会議の議事録を展開します。」

「Pマーク取得のためのEラーニング資料を、全社員へ近日展開します。」

認識
自分が今までに得た情報を元にして、「私は…だと思います」の代わりに使われます。これにより、根拠を持って話しているように聞こえます。

「**という不具合は、◎◎が原因であるという認識です。」

リスケ
延期のことです。けっして人の名前でも自分の腕をカッターで切る自傷行為でもありません。

「このあいだリスケになったMTGですが…」

MTG
「ミーティング」のことです。なんで無理して略すかなぁ。「このIT用語の読み方あってるの?」で述べました。決して「マジック・ザ・ギャザリング」のことではありません。

「社内は全面ホワイトボードで、いつでもMTG可能!あえてのMTG時間は設けず、業務に集中できるスマートな環境です!」

TBD
To Be Determinated(未定、後で決める)の略です。いつまでもTBDのままになっていることもあります。
なるはや
なるべく早くの略です。同様の意味で「a.s.a.p」がありますが、こちらは上から目線になってしまい、チーム内やお客様相手に嫌味な感情を与えます。
エビデンス
「根拠」という意味です。これがないと、自分の発言は思い込みによるものとなり、上司やお客様に好まれません。また、Backlogやメールなどを活用し、自分が行った行動や発言を記したり、あるいは相手が行った発言を探したりします。決してエビがダンスしているという意味ではありません。

「https://~.net/に記載の内容をエビデンスとして、この事案は不具合であると認めます。」

五月雨
相手への依頼、報告を一度で行わず、複数回にわたって行うことです。一度目の要件を送ったけれど、後で依頼に追加をすることになってしまった場合に該当します。

「五月雨で申し訳ありませんが、**の件について追加でお願いしたいのですが。」

キックオフ
プロジェクトが立ち上がり、それに参画するメンバー達による会議や飲み会等です。ボールは使いません。ちなみに私は足を怪我していて走れないため、キックオフミーティングを断ったことがあります。
プロパー
正社員のことです。SES事業者や人材派遣会社から派遣エンジニアなどを集め、彼らに仕事を振り、管理をしたり成果物を精査したりする役割を担います。
BP
ビジネスパートナーの略です。プロジェクトを遂行するために、派遣会社(SES業者)から出向・派遣されたスタッフを指します。「プロパー」と対になって用いられます。BPは人材派遣会社から直接派遣される場合がありますが、契約のために4社から5社ほどの人材仲介会社が挟まることもあります。
派遣期間は1ヶ月から数年ですが、仕事がない時期は給料が出ないため、生活が不安定です。一応人材派遣会社と雇用契約を結んでいる契約社員という扱いですが、契約が終了しても仕事が決まっていないと退職扱いとなってしまいます。健康保険・厚生年金も打ち切られます。
派遣される会社にとっては、正社員として常に雇用する必要が無く、プロジェクトに応じて柔軟にマンパワーを調節できるメリットがあります。しかし都合の良い能力を持った人材を雇うのは高額か、常に他の仕事に就いているか、正社員になっているケースが多いです。そのため、どれだけ多くの人材紹介会社を頼っても、条件に見合わなくなってしまいます。
巻き取る
仕事を受けていたにもかかわらず、処理能力がオーバーしている仕事を、発注元または別の拠点やスタッフなどが引き取ることです。外部へ仕事を発注する外注とは異なり、その仕事はキャンセルとなります。
成果物
完成したプログラムやテストケース、Webページなど、作業が完了してできあがったもの。

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