カメラなし携帯電話/スマートフォンはなくなったのか?

いま私の中で注目しているのが、AppleWatch Series 3です。Apple payが使えてBluetoothヘッドセットも使え、カメラが搭載されていないため、セキュリティ対策と利便性を両立した携帯電話としての可能性を秘めています。

スマートフォンが登場してから

スマートフォンが世の中に登場して10年が経過します。スマートフォンは人々の生活に深く根ざし、スマートフォンがなければ生きていけないような世の中に変わってしまいました。

一方セキュリティ対策として、PCやデジカメをはじめとするカメラ機能付きのデバイスの持ち込みが禁止されている現場もあります。
情報漏洩などの事故が起こってしまうと、企業はもちろん、その取引先や、顧客の個人情報などへ波及してしまうからです。

スマートフォンにはカメラ機能がついていて、動画や静止画を記録することができ、それらをインターネット上にすぐに公開できますので、セキュリティ対策において真っ先に制限をかけられるべきデバイスだと思います。

私物のPCやゲーム機などは仕事では使わないので、持ち運んで出勤することを制限することはできます。しかしスマートフォンはそういうわけにはいきません。電話がなければ仕事のやりとりもできませんし、現場への連絡もスマートフォンによって行われているからです。
そのため、スマートフォンは携帯して良いということになっています。

つまりPCを含むカメラ付きデバイスの持ち込みを制限しているにもかかわらず、スマートフォンは例外というセキュリティポリシーになっているのです。物理的セキュリティ対策ができず、スマートフォンに限って人的セキュリティ対策に頼らざるを得ないのが現状です。

では電話として利用でき、物理的なセキュリティ対策と両立できるデバイスは存在するのか。
カメラのついていないスマートフォン・携帯電話にすればいいではないかといろいろと模索していますが、それも頓挫しかけていました。

カメラのないフィーチャーフォン

docomo P-05A

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M5MarkII (25mm, f/2.8, 1/80 sec, ISO640)
LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.

docomo P-05Aは2009年頃に発売されたフィーチャーフォンです。最大の特長はカメラがついていないことです。
おサイフケータイに対応し、iアプリでSuicaにチャージ、グリーン券の購入が可能でした。

しかし設計が古いためセキュリティの機能が弱く、サーバー証明書のSHA-2に対応できていません。そのため、昨年モバイルSuicaのアプリによるチャージ、オートチャージ設定、グリーン車のチケット購入などの機能が利用できなくなってしまいました。

キッズケータイ F-03J

子供向けの携帯電話です。
Bluetoothは搭載されているのですが、あくまでも親のスマートフォンと連携して使うためのもので、ワイヤレスヘッドセットは使えません。
かけることのできる電話番号は、親のスマートフォンで定めたところのみで、それ以外は不可能です。
SMSを送ることはできますが、定型文のみとなっています。当然i-modeのメールは送信できません。
カメラがついていないため、セキュリティ対策には有効かもしれませんが、大人が使うにはかなり恥ずかしいです。

カメラのないスマートフォン

SH-03H

おととしの一月頃、セキュリティ対策に対応できるとして法人向けに発売された端末です。
スマートフォンの機能があるけれど、20個くらいのキーが取り付けられているという、スマートフォンなのかそうでないのかがよくわからない…
おサイフケータイは使用できませんが、Bluetoothは使用できました。

2017年01月06日 SH-03Hは販売を終了いたしました

しかし、わずか一年で販売が終了してしまいました。

ARROWS M305/KA4

法人向けスマートフォンです。オーダーメイドでお好みのスマートフォンを組み立てて企業などへ納めるという形態で販売されていました。
ユニークなのは、カメラもなくすことができたことです。
しかし、現在は販売されておらず、後継機種もカメラレスは存在していません。

その他

ライトフォン Light Phone

電話として使うのであれば、キーと短縮番号のみで電話がかけられる「ライトフォン」がいいかもしれません。
クラウドファンディングで開発費用を捻出し、実用化にこぎ着けましたが、注文が殺到して入手が困難となっています。
スマートフォンで設定するということで、スマートフォンを持っていることが前提となっていますが、タブレット端末でも設定ができるといいのですが…日本での発売が待ち遠しいです。

携帯電話にカメラがついていなければならないと誰が決めた?

毎月のように新しいスマートフォンの新機種が発表されます。格安スマホのメーカーから、「極力機能を削ってシンプルにしました」というコンセプトの端末が発売されていたとしても、必ず背面と正面にカメラが装着されています。

まるでカメラがついていないと、総務省から技術適合証明が受けられないのではないかとさえ思ってしまいます。

しかし、そんなときにAppleから新製品の発表があり、とてもわくわくさせられました。
それがAppleWatch Series 3でした。

AppleWatch Series 3カメラなし携帯電話としての可能性

OLYMPUS IMAGING CORP. E-M5MarkII (45mm, f/5, 1/30 sec, ISO1600)
Leica DG Macro-Elmarit 45mm/F2.8 Asph./Mega O.I.S.

AppleWatch Series 3の特長は、iPhoneを一緒に携帯していなくても、時計の形をしている携帯電話端末として利用できることです。しかもカメラは搭載されていないため、スマートフォンなどのように現場の映像や写真を記録することができず、セキュリティ対策にも有効であることが期待できます。

なにより、iPhone、Android OS搭載のスマートフォン、スマートフォンに20個くらいのボタンをつけて微妙に使いづらそうな端末、フィーチャーフォン以外の選択肢が現れたことが大きいです。

他にも、モバイルSuicaを初めとした電子マネーが利用できますし、Bluetoothヘッドセットも使えます。私が探してきた理想の電話機かもしれません。

しかし、iPhoneは欲しくないのですが、ないと使えないので…どうやってiPhone6以降を調達するかが最大の課題です。
AppleWatchの設定さえできればいいのです。外へ持ち運ぶ必要はありませんので、バッテリーがへたっていても、スピーカーが破損していても、画面が割れていても問題はないので、中古ケータイショップで物色することにしました。


コメント

送信フォーム

入力エリアすべてが必須項目です。

内容をご確認の上、送信してください。

※メールアドレスは公開されません